触媒学 - 自動車触媒 買取り リサイクル  

01 - 自動車触媒とは

   


触媒とは、ガソリン車の排ガス中に含まれる主な有毒成分三種類(CO(一酸化窒素)・HC(炭化水素)・NOx(窒素酸化物))を還元、
酸化によって浄化する装置のことをいいます。

三種類の物質を同時に浄化できることから、『自動車三元触媒』とも呼ばれています。

白金族が、何故、自動車触媒に含有されているかというと、ロジウムはNOx(窒素酸化物)の還元能力が高く、
白金、パラジウムはHC (炭化水素)とCO(一酸化炭素)の酸化能力が高いのです。

そのために白金族が触媒に含有されています。

現在、国内で使われているほとんどの自動車は、ガソリン、天然ガス等を燃料として、
大気中の酸素を使って燃やし、その爆発エネルギーを利用して走らせています。

その際に、有機物の燃焼が起こります。

通常の燃焼では、二酸化炭素や水といった人体に無害なものしか出ませんが、
自動車を動かす大きなエネルギーを得る時に、酸素が不足した状態での燃焼によって発生する一酸化炭素、
燃料の分解物、さらには空気が数百度を超える高温時になると、酸素と窒素が反応し、
窒素酸化物(NOx)と言った人体に有害な排気ガスが出てきます。

しかし、有害な排気ガスをそのまま大気中に排気するわけにはいきません。

公害タレ流し、ということで、道路運送車両法違反になってしまいます。

そのために、浄化を行うことが出来る『自動車三元触媒』を使用する必要があり、
触媒を使用することによって、有毒成分三種類は、二酸化炭素と水とに浄化します。

また規制による義務があるので、ガソリン車に最も多く使われています。

ガソリンエンジンの排ガス組成では、HC、CO、NOxのバランスがとれているため、
HCとCOの酸化反応とNOxの還元反応を同時に行わせることができます。

ディーゼルエンジンについては、NOxの割合が高いため、さらに研究中であり、
また二酸化炭素の排出量抑制により、空燃比の薄いエンジンが開発されており、
新しい触媒の開発が、各メーカーによって開発されている最中です。

高い浄化活性を示すためには必要不可欠なレアアースや貴金属の使用量を大幅削減しても
高い触媒活性を維持できる触媒の開発や研究が進められ、高く評価されていますが、
すべての発展は、地球環境保全への一層の取り組みを欠いては成り立たない、と強く言われてきていることで、
これからの時代、ハイブリッドカー(ハイブリッド電気自動車=異なる二つ以上の動力源を持つ車両(Car))に代わっていったとしても、
白金族以上に浄化する機能のものが出ない限り、貴金属触媒はこれからも使われていくと思われます。

 (1,114文字、スペース含む)

01. 自動車触媒とは
02. 自動車触媒の研究
03. 触媒被毒とその対策
04. 自動車触媒の種類
05. 自動車触媒の選定
06. 自動車触媒の形状
07. 白金族触媒の比較
08. 発泡金属とは
09. 自動車触媒のサイズ判別
10. ケースの中で割れて、欠けている触媒
11. 割れ・欠け トラック用触媒
12. ケースの中で真ん中が溶けている触媒一例
13. セラミックハニカム - その名前
14. セラミックハニカム - 実用的な観点として
15. セラミックハニカム - 何故、触媒が必要になったのか
16. セラミックハニカム - 何故、蜂の巣のような形にしたのか
17. 自動車触媒に含まれる貴金属
18. 自動車触媒の構造
19. 触媒酸化法
20. 排ガスに含まれる汚染物質
21. 脱貴金属を目指すナノ粒子自己形成触媒の新規発掘
22. ホンダ、ロジウム使用量を低減した新触媒を開発
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